アドミニストレーティブ イメージのオプション設定(Administrative Image Option Settings)


シリアル番号(Serial Numbers)

クライアント マシンにインストールされる製品のシリアル番号を入力します。
SolidWorks製品を購入するには複数の方法があるため、一部のシリアル番号は複数の製品に対応している場合があります。例えば、特定のSolidWorksのシリアル番号は、個々のSolidWorks Simulationシリアル番号を入力することなく、SolidWorks Simulationのインストールを可能にします。また、一部の製品はシリアル番号を必要としません。シリアル番号に関する質問は、お客様の代理店までご連絡ください。
ライセンス管理をSolidNetWorkライセンスを用いて行っている場合:
  • 最初のシリアル番号フィールドにSolidNetWorkのシリアル番号を入力します。
  • SNLサーバー ポート@サーバー(SNL Server port@server)フィールドにSolidNetWork License Managerのサーバー名とポートをnnnnn@サーバー名の形式で入力します。複数のエントリはセミコロンにより区切ってください。

SolidNetWorkライセンスに関する詳細は、SolidNetWorkライセンスのインストールと設定(Installing and Configuring SolidNetWork Licensing)を参照してください。


クライアント インストレーション オプション(Client Installation Options)

クライアントのインストールでは、インストール済みの古いメジャー バージョンの取り扱い方法を指定できます:
既存のメジャー バージョン(存在する場合)をアップグレードします。(Upgrade an existing major version(if one exists))
インストール済みの古いメジャー バージョンを新しいバージョンのインストールで置き換えるには、このオプションを指定します。
新規メジャー バージョンを作成します。(Create a new major version)
インストール済みの古いメジャー バージョンを保持したまま、新しいメジャー バージョンをインストールするには、このオプションを指定します。

新しいバージョンのインストール先を指定するには、参照(Browse)をクリックします。

クライアントのインストールでは、SolidWorksの設定をクライアント マシンのSolidWorks設定と設定のコピーウィザードからエクスポートされたSolidWorks設定のどちらに基づいて行うかを指定できます。
現在の設定(存在する場合は)を使用するか、SolidWorks 2011 デフォルト設定を使用します(Use current settings (if they exist) or use SolidWorks default settings)
クライアント マシンに定義済みのSolidWorks設定が存在する場合は、それらを維持します。(クライアントで特に定義されていない設定に対しては、デフォルトのSolidWorks設定が使用されます。)
設定のコピー ウィザードで出力した設定ファイルを使用します。(Use a settings file exported from the Copy Settings Wizard)
本オプションを選択すると、設定のコピー ウィザードの既存ファイルを用いてオプションを設定するか(参照(Browse)をクリック)、あるいは設定のコピー ウィザードの実行により新しいエクスポート ファイルを作成し、それをクライアントのインストールに用いるか(新規(New)をクリック)が選択可能です。

ライセンスのアクティブ化は、インストール後に自動で完了するか、あるいはユーザーが手動で行うかを選択することが可能です。


アドミニストレーティブ オプション(Administrative Options)

クライアントのインストールでは、インストール時に発生した問題のトラブルシューティングに利用可能な診断ログを作成できます。このログを作成すると、クライアントのインストール速度が遅くなります。

クライアントのインストールは異なるユーザーで実行できます。本オプションは、個別のユーザーが使用中のマシンでSolidWorks製品のインストールに必要なローカル管理権限を持っていない場合に有効であるかもしれません。
このオプションは、Windows Vista、Windows 7、およびそれ以降ではサポートされません。

クライアントのインストール前後におけるユーザー定義プログラムの実行を指定できます。

クライアント マシンのSolidWorks ユーザー パフォーマンス フィードバック プログラムへの参加を指定できます。パフォーマンス インフォメーションはSolidWorks Corporationに送信され、製品の改良に役立てられます。このプロセスでは透明性と機密情報が確保されます。詳細は SolidWorksユーザー パフォーマンス フィードバック プログラム(SolidWorks Customer Experience Program) を参照してください。


インストールするソフトウェア(Software to Install)

インストールするSolidWorks製品は指定することが可能です。
  • クライアントのインストール中にインストールされる製品コンポーネントを指定するには、コンポーネントの隣にあるチェックボックスを選択します。
  • チェックボックスの選択を解除すると、そのコンポーネントはインストールされません。
  • コンポーネント内にサブコンポーネントがある場合には、コンポーネントの隣に + アイコンが表示されます。利用可能なサブコンポーネントを確認するには、+ アイコンをクリックしてください。
  • コンポーネントが展開されサブコンポーネントが表示されている場合は、コンポーネントの隣に - アイコンが表示されます。サブコンポーネントへの展開を解除するには、- アイコンをクリックしてください。

Toolboxオプション(Toolbox Options)

クライアントのインストールに対しては、デフォルトのToolboxの場所を指定することが可能です。

Toolboxへのアクセスはネットワーク上のフォルダを、UNCパス、共有フォルダ、共通のネットワーク ドライブ指定等を用い、複数のユーザーで共有することが一般的です。

該当する場所に古いメジャー バージョンのToolboxが存在する場合は、クライアントのインストール時に新しいメジャー バージョンのToolboxにアップグレードされます。このファイルは、古いメジャー バージョンのSolidWorksとの互換性を持ちません。
一部のユーザーが古いバージョンのSolidWorksを継続使用する場合等、そのバージョン用のToolboxを保持したい場合には、新しいバージョンにアップグレードするためのToolbox用に異なるネットワーク ロケーションを指定する必要があります。

SolidWorks Toolboxの管理に関する詳細は、SolidWorksヘルプToolbox情報を参照してください。

アドミニストレーティブ イメージのオプション設定(Administrative Image Option Settings)